Pythonパッケージのバージョン管理

pipでパッケージを管理している場合、requirements.txtを作成し、必要なパッケージを環境に一括インストールすることができる。

requirements.txtの作成方法と一括インストール方法を解説する。

requirements.txtを作成

pip freezeで今インストールされているパッケージとバージョンを一覧できる。

これらを>でそのままrequirements.txtに書き出してパッケージリストを作成する。

最初の１行dcnt exec -it da389850853b bashは、dockerのpythonコンテナに接続してbashを開くコマンドなので、dockerを使ってない場合無視して構わない。

dcntはdocker containerのエイリアス。

$ dcnt exec -it da389850853b bash
root@da389850853b:/notebooks# ls
Untitled.ipynb	test.ipynb
root@da389850853b:/notebooks$ pip freeze
jupyter==1.0.0
jupyter-client==5.2.4
jupyter-console==6.0.0
jupyter-core==4.4.0
Keras==2.2.4
Keras-Applications==1.0.7
Keras-Preprocessing==1.0.9
numba==0.43.1
numpy==1.16.2
opencv-python==4.1.1.26
pandas==0.24.2
tensorboard==1.13.1
tensorflow==1.13.1
tensorflow-estimator==1.13.0
root@da389850853b:/notebooks# pip freeze > requirements.txt

requirements.txtを元に一括インストール

先ほど作成したrequirements.txtを元にパッケージを一括インストールする。

$ pip install -r requirements.txt